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こんにちは!わいじです!社会人2年目SE!FX

ダウ理論の全体像とFX

ダウ理論の全体像とFX

※この記事は2019/05/18に書きました。

 

こんにちは、わいじ (@yzzzzzzzfx) | Twitterです!

今回はダウ理論について話します。

 

   ダウ理論とは

  1. 平均株価はすべてを織り込んでいる
  2. 市場には3種類のトレンドがある
  3. メジャートレンドには3つの局面がある
  4. 2つの市場平均を確認する
  5. 出来高でトレンドを確認する
  6. トレンドは明確な反転シグナルが出るまで効力を持つと仮定する

 FXに関係のある、①②③⑥のみ話しますので、④⑤が気になる方は調べてみてください。

ダウ理論とは

ダウ理論とは、チャールズ・ダウさんの投資分析理論です。「ダウ理論」という言葉は、S・A・ネルソンさんがチャールズ・ダウさんの論文をまとめて「The ABC of Stock Speculation」として出版したことで生まれました。

上記のように、”株式市場”での理論ですが、FXにも通用できる理論です。

また、80年以上たった今でもこの理論はテクニカル分析の基礎として君臨しています。

なので、投資をしている人ならば必ず通らなければならない道ですね!

 

 

1. 平均株価は全てを織り込んでいる

これは値動きにはすべての要因が含まれている ということです。

FXについても同じです。 イベント(雇用統計や要人発言など)前後のトレーダーの動きなども、全てを織り込んで価格に反映しています。

 

2. 市場には3種類のトレンドがある

ダウさんはトレンドには、「大(メジャー)」「中(インターメディエート)」「小(マイナー)」の3つに分けられると考えました。

 

また、海の「潮」「波」「さざ波」に例えて、

”潮流”はメジャートレンド(大)を表し、インターメディエートトレンド(中)は”潮流の中で生まれる波”と表し、マイナートレンド(小)は”波のうえに生じるさざ波”と表現しました。

 

メジャートレンドは1年以上続き、インターメディエートトレンドは3週間から3か月程度続き、マイナートレンドは3週間に満たないくらい続くトレンドである。

 

FXに当てはめて考えると、”トレンドはトレンドからできている”ということに落とし込めるのではないでしょうか。

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トレンドはトレンドからできている

 

画像をみると、”ふーん”で終わってしまうかもしれません。

 

しかし、メジャートレンドが日足、インターメディエートトレンドが4時間足、マイナートレンドが30分足などに置き換えてみると、チャートの見方が変わりますね。

 

関連記事はこちら↓↓↓

yzzzzzzz.hatenablog.com

 

 

3.メジャートレンドには3つの局面がある

これは、一つの大きなトレンドの中に3つに局面がわけることが出来る。

ということです。

f:id:yzzzzzzz:20190518133225j:image

上の画像は、2019年の2月〜3月のGBP/JPYの4時間足です。

このように、

①トレンド序盤

②トレンド中盤

③トレンド終盤

と3つの局面に分けることができます。

 

そして、FXで一番儲けやすいのが②のトレンド中盤です。

 

なので、どこからがトレンド序盤で、どこからがトレンド終盤なのかを見分けることが儲けの鍵となります。

※また今度記事書こうかな。

 

4.2つの市場平均を確認する

 詳しいダウ理論については、以下の本を参考にしてみてください。

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5.出来高でトレンドを確認する

4同様。

6.トレンドは明確な反転シグナルが出るまで効力を持つと仮定する

 これは皆さんが良く知っている”ダウ理論”ではないでしょうか。

トレンド判断に使われる理論です。

 

ダウさんは上昇トレンドを次のように定義しました

 前の上昇で付けた高値よりも今回の上昇で付けた高値のほうが上回って引けており、また、前の上昇で付けた安値よりも今回の上昇で付けた安値のほうが上回って引けている。

 

要するに、下記画像のような感じです。

f:id:yzzzzzzz:20190518155850p:plain

上昇トレンド

これが上昇トレンドです。(下降トレンドは逆なので省きます。) 

 

また、この考えを拡張して、

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上昇トレンド(拡張)

ローソク足をまとめにまとめてこのように考えます。

緑線が高値であり、赤線が安値です。また、緑点線を上抜きしたの位置が上昇トレンドの印です。

 

では続いて、このトレンドをどこまでが”上昇トレンド”と呼ぶのかです。

 

先ほどにもありましたが、上昇トレンドの定義は、高値安値を前回よりも上回ることです。

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上昇トレンドの崩壊

このように前回安値(赤点線)を下抜きしたが明確な反転シグナル(=上昇トレンドの崩壊)です。

なぜなら、上昇トレンドの定義に反するからです。

この後レンジになるか下降トレンドになるか、はたまた上昇トレンドに戻るかは、予測できません。

 

以上がダウ理論のざっくりした説明と、FXへの落とし込みでした!

 

 

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この記事はFX勉強中のわいじが、自己満でアウトプットしている記事です。もしコメントなどありましたら、お気軽にお願い致します!

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